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5. シリアルポートとモデムの設定

このセットアップではモデムが当然必要です。またシリアルポートのセットアップは /etc/rc.d/rc.serialで行います:


${SETSERIAL} /dev/cua0 uart 16450 port 0x3F8 irq 4
${SETSERIAL} /dev/cua1 uart 16550A port 0x2F8 irq 3 spd_vhi

COM1はマウスに使われていて、COM2は内部28k8(28,800)モデムに使われています。 spd_vhiパラメータはスピードテーブルの38400bpsエントリーを11520bpsに 置き換えます。一方spd_hiにすれば57600bpsに設定されます(訳注: モデムによる圧縮が働いて内部的にシリアルデバイス読み書きの速度が上がります)。 28k8モデムではspd_vhiオプションを使い14k4モデムではspd_hiオプション を使いますが、安全のために38400でスタートします。 'minicom'(訳注:ほとんどのlinuxディストリビューションではインストール されています)や他のターミナルプログラムを使って(seyonなど)モデムのセット アップをチェックできます モデムは入力した文字をエコーしなければなりません。Ctrl-A Pで通信 パラメータ(訳注:minicomでは"Comm Parameters"と表示)の変更 ができます。 もし57600 か 115200 bpsで動作しているようだったらチェックして下さい。 'atz'と入力すると 'ok'と返ってきます。Ctrl-A Xでminicomを終了させます。

minicomはプロバイダに手動でダイアルする時や、リモートサーバからの応答や設定前 の確認などに使えます。 もしプロバイダがpapやchapを使っていない場合はPPPモードでリンク設定のコマンド を入力したり,ユーザ名/パスワードを入力する必要があるかもしれません。


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