このセットアップではモデムが当然必要です。またシリアルポートのセットアップは
/etc/rc.d/rc.serial
で行います:
${SETSERIAL} /dev/cua0 uart 16450 port 0x3F8 irq 4 ${SETSERIAL} /dev/cua1 uart 16550A port 0x2F8 irq 3 spd_vhi
spd_vhi
パラメータはスピードテーブルの38400bpsエントリーを11520bpsに
置き換えます。一方spd_hi
にすれば57600bpsに設定されます(訳注:
モデムによる圧縮が働いて内部的にシリアルデバイス読み書きの速度が上がります)。
28k8モデムではspd_vhi
オプションを使い14k4モデムではspd_hi
オプション
を使いますが、安全のために38400でスタートします。
'minicom'(訳注:ほとんどのlinuxディストリビューションではインストール
されています)や他のターミナルプログラムを使って(seyonなど)モデムのセット
アップをチェックできます
モデムは入力した文字をエコーしなければなりません。Ctrl-A P
で通信
パラメータ(訳注:minicomでは"Comm Parameters"と表示)の変更
ができます。
もし57600 か 115200 bpsで動作しているようだったらチェックして下さい。
'atz'と入力すると 'ok'と返ってきます。Ctrl-A X
でminicomを終了させます。
minicomはプロバイダに手動でダイアルする時や、リモートサーバからの応答や設定前 の確認などに使えます。 もしプロバイダがpapやchapを使っていない場合はPPPモードでリンク設定のコマンド を入力したり,ユーザ名/パスワードを入力する必要があるかもしれません。