いくつか原因が考えられますが、おそらくカーネルのドライバの設定が 間違っているのではないでしょうか。適切なドライバ(EATA-DMA や EATA ISA/EISA/PCI ドライバはたいていの DPT 製のカードに使えます)が設定されて いるか、確認してください。
RAID の設定がうまくいっていません。DPT のストレージ・マネージャを使って いるなら、RAID を 1 つの論理アレイとして設定する必要があります。EATA-DMA ドライバを書いた Michael Neuffer ( neuffer@kralle.zdv.uni-mainz.de)は次のように述べています。 「コントローラの設定をする時、ストレージ・マネージャを /FW0 付きで 起動してください。そして、OS の選択を Solaris にしてください。これでアレイ はコントローラによって管理される設定になるでしょう」
DPT のマニュアルによれば、これはやってはいけない作業の 1 つです。 この作業を行うとディスクを製造時の状態に戻すことになりますが、DPT の ストレージ・マネージャではフォーマットをすることができません。しかし、 ローレベル・フォーマットは、DPT が Web のユーティリティのページ ( http://www.dpt.com/techsup/sr4utils.htm).で用意している clfmt を使って行うことができます。clfmt.zip を unzip してから、使用方法(正しい 使用方法です)が書いてある解説書を読んでください。ローレベル・フォーマット を行えば、新しいディスクとして扱えます。ただしこのプログラムは、 くれぐれも注意して使用してください!
SCSI-HOWTO をもう一度読んでください。ケーブルの接続と終端のしかたを チェックしてください。他のマシンで試してみてください。SCSI 機器の問題で 一番多いのは、ハードウエアの故障と間違った設定です。それでもだめなら、 関連するニュース・グループに投稿したり、私に電子メールをください。 できるだけご要望に答えられるようにしたいと思います。
訳註:著者の方に質問される場合は、必ず英語でお願い 致します。