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6. グラフィックス

数ある利用可能なグラフィックスパッケージの中でも gnuplot は、その強力な機能と使いやすさで突出しています。X を起動して、gnuplot とタイプしてみてく ださい。あらかじめ、二つのファイル - 2D-data.dat (一行当たり二つの データ)と 3D-data.dat (一行当たり三つのデータ)- が準備されているものとします。

2 次元グラフの例:

gnuplot> set title "my first graph"
gnuplot> plot '2D-data.dat'
gnuplot> plot '2D-data.dat' with linespoints
gnuplot> plot '2D-data.dat', sin(x)
gnuplot> plot [-5:10] '2D-data.dat'

3 次元グラフの例 (X の各行の値は空白行です):

gnuplot> set parametric ; set hidden3d ; set contour
gnuplot> splot '3D-data.dat' using 1:2:3 with linespoints

単一列のデータファイル(例えば、時系列など)は 2-D グラフとしてプロットで きます。

gnuplot> plot [-5:15] '2D-data-1col.dat' with linespoints

あるいは 3-D グラフとしても(上記のようにデータファイルに空白行を含めるこ とで)プロット可能です。

gnuplot> set noparametric ; set hidden3d
gnuplot> splot '3D-data-1col.dat' using 1 with linespoints

グラフを印刷する:ポストスクリプトプリンタを使っているのなら、 lpr -Pps file.ps とします。

gnuplot> set term post
gnuplot> set out '| lpr -Pps'
gnuplot> replot

もとに戻すには set term x11 とタイプします。混乱しないでくださいね。 最後の印刷物は gnuplot を終了した時だけ印刷されるでしょう。

より詳しい情報は、help とタイプするか、 /usr/lib/gnuplot/demos/ ディレクトリを御覧ください。


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