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5. ビデオカード

テキストモードで Linux をお使いになるのでしたら、どんなビデオカードで も対応しています。VGAカードをお持ちでしたら、下に挙げられていなくても 白黒VGA ドライバか、あるいは、標準VGAドライバが使えるはずです。

X を使うために、安価なビデオカードをお探しでしたら、ATI Mach や S3、 ET4000/W32p といったチップを載せたアクセラレータカードの方が、Cirrus や WD といったチップを載せた非アクセラレータカード、準アクセラレータ カードよりも、かなり高速であることを知っておいてください。

"32bpp" というのは、24bit を 32bit として切りよく取扱うという意味で、 32bitカラーを表示できるという意味ではありません。"32bpp" でも、表示でき るのは 24bit カラー(16,777,216色) までです。24bit カラーは XFree86 では 対応していませんので、他の OS で表示できたからといって、X でも表示でき るわけではありません。 Mach32, Cirrus 542x, S3 801/805/868/968, ET4000 などがこれに相当します。

付録Eのビデオカードの一覧を見る。

5.1 Diamond ビデオカード

現在リリースされている XFree86 では、最近発売されているほとんどの Diamond のカードがサポートされています。 以前の Diamond のカードについては XFree86 ではサポートされていませんが、使えるようにする方法はあります。 現在では、Diamond社は XFree86 プロジェクトを積極的にサポートしてくれて います。

5.2 SVGALIB (コンソール用グラフィックライブラリ)

5.3 XFree86 3.3.1

アクセラレーション可

アクセラレーション不可

白黒

その他

5.4 S.u.S.E. X サーバ

S.u.S.E.はXFree-86 コードに基づいたX サーバシリーズとして作られています。 これらのX サーバはあたらしいビデオカードとXFree86 X サーバ のバグフィックスリリースをサポートしています。S.u.S.E はXFree86 Projectの と共にこれらのX サーバを作っていて、このX サーバは次のXFree86バージョンで 出てきます。 http://www.suse.de/index.htmlにXサーバについて 書かれています。S.u.S.E. X サーバは以下のビデオカードのものが入手できます。

5.5 市販の X サーバ

市販の X サーバの場合、XFree86 でサポートされていないビデオカー ドをサポートしている場合があります。また、XFree86 でサポート済 のビデオカードの場合でも、XFree86 よりも速く動作する場合があり ます。一般に、市販の X サーバは XFree86 でサポート済のもの全て に対応していますので、この節の一覧には、 市販の X サーバでのみ 対応しているカードをまとめました。詳しくは、ベンダーに直接問い 合わせるか Commercial HOWTO を参考にするかしてください。

Accelerated-X 1.2

X Inside, Inc. < info@xinside.com>

Accel-Xは多くのカードで16bpp, 32bppモードをサポートしています。24bpp モードのあるボードでは、24bpp にも対応しています。

また、タブレットやタッチスクリーンなどの入力機器にも対応しています。 Accel-Xは拡張機能として、XVideo ( Matrox Comet, Marvel-II, SPEA ShowTime Plus に対応), PEX, XIE をサポートしています。

Metro-X 2.3

Metro Link < sales@metrolink.com>

Metro-XはXFreeよりも多くのボードに対応しています。しかし、ボードの種類は Accel-X のほうが多いみたいです。詳細がポストスクリプトファイルで送られて 来たのですが、良く見ていないので、詳しくは分かりません。詳しくお知りにな りたい方はMetro Link 社に直接メールを送ってみてください。

またS3 ViRGEビデオカードはMetro-Xでサポートされていないようです。


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